2月26日（金）CSO（NPO）人材育成力講座「自団体のNPO活動の参画者を増やすには～事業継承を見据えて～」を、リアル会場とオンライン会議システムZoomによるハイブリッドスタイルにて開催しました。
先週の資金調達力講座に引き続き「佐賀県CSO経営力向上推進事業」として行った、CSOの人材育成力を向上するためのこちらの講座。
営利、非営利問わず組織というものに所属する人々は「人材育成」というものから離れることができません。なので、「人材育成」と言われて思い浮かべるイメージは人それぞれかと思います。
「事業継承」というのは、日常における「今、そこにある危機」感は薄く、かといって、日常的に危機感を覚えるようになった時には団体消滅に片足を突っ込んでしまっている可能性が高いという、何とも厄介な課題です。
「そのためには人材育成に早め早めに取り組む」というのが正解ではないのだろうかと薄らぼんやりと考えていた頭に、原口さんからいただいた目の醒めるデータ――「そもそも、組織に“人”が少ない」
事業継承以前に、そのための人材育成以前に、職員だったりボランティアだったりの“人”が少ない。としたら“人”を増やさなければならない。
そのためには自団体を理解し、“人”を惹きつける団体に変身させていく必要がある、と。
ついつい目先のことが気になりがちですが、まずは自団体を理解することから始めなければならないということを、資金調達力と人材育成力の両講座から学ぶことができました。
「とはいえ、客観的に自団体を見ることができなくて、結果として理解が足りているかどうかわからない」という方、どうぞお気軽に当法人にご相談ください。
