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【舞台裏公開】外部評価委員会から佐賀市市民活動プラザの裏側に迫る!

佐賀市市民活動プラザは、特定非営利活動法人 佐賀県CSO推進機構が佐賀市より指定管理を受け、「地域や社会を今よりもっと良くしたいと願う誰もが利用できる場所」として、市民活動のサポートを行っています。施設の提供に加え、情報提供、専門相談、研修・講座などを通じ、多様な活動を応援しています。

プラザの運営をより良いものとし、市民活動の推進に貢献するため、外部の有識者による「外部評価委員会」を年2回開催しています。この委員会では、プラザの活動報告や事業について客観的な評価や、時には厳しいながらも未来を見据えた貴重なご提言をいただいています。運営の舞台裏でどのような議論が交わされているのか、プラザの「これまで」と「これから」をリアルにお伝えするため、AI情報整理ツール「Google NotebookLM」の音声概要機能を活用して委員会の様子をまとめた簡単な動画「外部評価委員会から市民活動プラザに迫る!」を制作しました。

AI生成トーク動画

外部評価委員会から市民活動プラザに迫る!

文字起こし

ここでは、その動画の全文を、以下に文字起こしとしてそのまま掲載いたします。ぜひ、「生の声」を通じて、プラザ運営の現場と、市民活動の未来のためにどのような視点が必要とされているのかをご覧ください。

プラザの概要と運営体制

プラザ小太郎:こんにちは。今回は、佐賀市市民活動プラザに関する外部評価委員会の議事録とウェブサイトの情報をもとに、活動の中心を探っていこうと思います。地域や社会を良くしたいと願う人が利用できる拠点として、市民活動プラザは会議室の提供、研修相談支援、情報発信など、本当に多岐にわたる活動をされていますね。

プラザはなこ:そうですね。これらの資料を読み解くと、プラザが日々どう運営され、どんな課題に直面し、これからどこへ向かおうとしているのか、その内部の動きが垣間見えます。今回はこのプラザの重要なポイントを、プラザ小太郎さんと一緒に解き明かしていければと思います。特に、このような施設が実際にどう機能し、どう評価されているのか、その裏側のリアルな部分にご興味があれば、きっと発見があるはずです。

プラザ小太郎:まず基本情報ですが、このプラザは佐賀市からの指定管理を受けて運営されており、NPO法人である佐賀県CSO推進機構が平成23(2011)年から担っています。

プラザはなこ:はい、CSO推進機構ですね。CSOというのは市民社会組織(Civil Society Organization)の略で、まさに市民活動を支える団体が運営を担っているわけです。有料の会議室だけでなく、フロア席やパソコンコーナーなど、無料のスペースも充実していますね。

情報発信と企業連携の課題

プラザ小太郎:情報発信にも力を入れているようですね。

プラザはなこ:ウェブサイト、Facebook、メルマガなど多様な媒体を使っていますね。

プラザはなこ:ただ、令和元(2019)年の記録を見ると、例えばFacebookは目標値に届かなかったり、ターゲット層へのリーチには課題もあったようです。特に繰り返し出てくるのが、企業へのアプローチの難しさです。

プラザ小太郎:企業ですか。

プラザはなこ:はい。同じビルに商工会議所が入っているのに、意外と連携が薄いのではないかという指摘もあったりしてこれはちょっと興味深いですよね。

プラザ小太郎:確かにその企業連携の関連でSDGsというキーワードも出てきてますね令和元年から。

プラザプラザはなこ:出てきてますね。ただ、これも企業側とNPO側でその捉え方にちょっと温度差があるというか。

プラザ小太郎:温度差ですか。

プラザはなこ:企業から見ると既存のCSR活動の言い換えじゃないかみたいな見方もあったり。

プラザ小太郎:なるほど。

プラザはなこ:NPO側からすると、いやSDGsとか言われる前からずっとやってますよみたいな。

プラザ小太郎:そういう声もあったと。共通言語にする難しさみたいなものでしょうか?

プラザはなこ:そうかもしれませんね。

研修・相談支援とスタッフのスキルアップ

プラザはなこ:それから研修や相談支援、これもプラザの重要な業務です。資料を見ると、プレスリリースの作り方みたいな実践的なスキル講座は人気がある一方で、

プラザ小太郎:すぐ役立つような。

プラザはなこ:一方で、事業計画とか、あと後継者育成とか、もっと組織運営の根幹に関わるようなニーズもやっぱり根強くあるみたいで、相談内容自体もだんだん高度化・多様化してるんですね。

プラザ小太郎:そうなんですね。

プラザはなこ:なので、それに対応するスタッフのスキルアップっていうのが常に求められていると、そういう状況が読み取れますね。

利用状況と施設リニューアル後の課題

プラザ小太郎:なるほど。利用状況についてはいかがでしょう。令和元(2019)年度の報告では、来館者数とかフロア利用者が少し減ってるっていう話がありましたけど。

プラザはなこ:ありましたね、微減傾向だと。それがもしかしたら後の令和4(2022)年度末に行われたフロアのリニューアル、施設の改修ですね、これに繋がったのかもしれないです。

プラザ小太郎:その可能性はありそうですね。

プラザはなこ:令和6(2024)年、つまり最近の資料では、そのリニューアル後の状況について触れられています。会議室の利用は多いみたいなんですけど、フロア全体特にそのオープンスペースをもっと使ってほしい、見てもらえていないんじゃないかっていうまた新たな課題が。

プラザ小太郎:改修したのにですか。

プラザはなこ:そうなんです。より開放的で入りやすい空間を目指したはずが意図したような交流促進にはまだこう工夫が必要だと、物理的に変えるだけではなかなか難しい部分もあるということでしょうね。

活動成果の評価と質的向上の模索

プラザ小太郎:深いですね。利用状況とかも含めて、結局、プラザの活動の成果をどう図るのかっていう評価のあり方、これも結構議論されてますよね。

プラザはなこ:まさにそれはもう繰り返し委員会で指摘されてますね。単に参加者数とか事業数みたいな量で見るだけじゃなくて、

プラザ小太郎:量だけじゃなく。

プラザはなこ:満足度とか、理解度とか、そういう質的な評価これをもっと重視すべきだと。

プラザ小太郎:量と質、両方と。

プラザはなこ:そうです。その両方をどう組み合わせるか、これは佐賀市さんに限らず多くの中間支援組織、つまりNPOとか市民グループをサポートする組織が共通して抱える悩みと言えるかもしれないですね。

デジタルデバイドへの対応と今後の展望

プラザ小太郎:他にも高齢の利用者の方とか、いわゆるデジタルデバイドへの対応、ICT支援の難しさ、これも課題として挙がってますよね。

プラザはなこ:上がってますね。これも多くの地域で聞かれる話ですが、令和5(2023)年の議論なんかを見ると、やっぱりメールでの連絡が難しい層もいるから郵送とデジタルツールを併用するとか、相手に合わせた丁寧なアプローチが必要だよねという話になっています。

プラザ小太郎:きめ細かな対応が求められるわけですね。

プラザはなこ:そういうことですね。そして、一番新しい令和6(2024)年の議論ここではもっと本質的なテーマに踏み込んできています。

プラザ小太郎:と言いますと、

プラザはなこ:これからの人口減少社会を見据えて、プラザの業務に優先順位をつけて選択と集中を進める必要があるんじゃないかと。

プラザ小太郎:なるほど。全部はできないと。

プラザはなこ:ええ。そして、プラザが地域で果たすべき本当の役割、つまりミッションとかビジョン、これをもっと明確にして、ちゃんと外に伝えていくことが重要だと強調されています。ある意味施設の存在意義そのものをもう一度問い直す時期に来ているとも言えそうですね。

まとめと「本当の成功」への問いかけ

プラザ小太郎:なるほど。今回の資料を通して見えてきたのは、佐賀市市民活動プラザが地域にとってすごく大事な場所でありながらも、その利用促進、企業との連携、成果をどう見せるか、デジタルへの対応、そして組織のミッションの再確認多くの中間支援組織が直面するであろう普遍的な課題にすごく真摯に取り組んでいる姿ですね。フロア改修みたいな具体的な改善も進められてますし。

プラザはなこ:そうですね、議事録なんかを読んでいると、その行間から現状に対するある種の危機感と、それでもより良い支援を届けたいんだっていう熱意みたいなものが伝わってきますよね。さて、こうした内部の議論を踏まえて、最後にですね、あなたと一緒に考えたい問いがあるんです。

プラザ小太郎:はい。

プラザはなこ:それは、こういう市民活動を支える拠点の本当の成功って一体何で測れるんだろうかということです。

プラザ小太郎:本当の成功ですか。

プラザはなこ:ええ。単なる来館者数とかイベントの数とか、そういう数字を超えて、その活動が地域社会にどんな質的な変化、

プラザ小太郎:質的な変化、

プラザはなこ:はい、はい、特にこれまでなかなか関わりが薄かった企業とか、あるいは活動に参加する動機も多様化している若い世代とか、そういう層を巻き込んでいく上で、市民活動を育むっていうのは、具体的にどんな状態を目指すことなのか、あなたならどう考えますか。

外部評価委員会が示す、プラザの「これから」

文字起こしを通じて、委員会の議論がプラザ運営にとって貴重なものであることが伝わったかと思います。

委員からは、利用状況の課題(来館者数、フロア利用)、情報発信のあり方、多様化する相談や研修内容への対応、組織運営(属人化)、そして市民活動を取り巻く環境変化への適応 など、幅広い視点からの評価や提言が寄せられています。

佐賀県CSO推進機構は、これらの「生の声」を真摯に受け止め、プラザの改善活動や将来の方向性を検討する上での重要な糧としています。外部評価委員会での議論は、単なる過去の振り返りではなく、人口減少社会や変化するニーズを見据え、プラザの役割 や市民活動のこれから を考える機会となっています。

プラザは、これらの議論や評価を運営に反映させながら、より多くの市民の皆様に寄り添い、共に活動を推進していくことを目指しています。

お問い合わせ先
佐賀市市民活動プラザ事業部

佐賀市市民活動プラザは、多様な市民活動を支援し、その推進を図るための拠点施設です 。プラザは、地域や社会をより良くしたい

佐賀市市民活動プラザ事業部
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地域や社会を今よりもっと良くしたいと願う誰しもが利用できる場所、それが「市民活動プラザ」です。

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