2022年5月20日(金)、特定非営利活動法人佐賀県CSO推進機構では、中間支援組織セミナー「これまでの/これからの中間支援とは?」を開催しました。
以前よりさまざまな方からいただいていた「川副代表から中間支援組織の話が聞きたい」という声。
特に「佐賀県内に今ある中間支援組織の成り立ちを知りたい」という声を多数いただいておりました。
「そんなのねぇ…、これまでの話を聞いたってね、大切なのはこれからの人たちがどうするかでしょ?」
そう溜息をついていた川副代表。
ですが、私たちは漠然としか知らなかったのです。
「私が県民協働指針の策定に携わった時はね、県庁の各課に担当者がいてね」という代表の言葉に「え? そうなんですか? すべての課に?」と素で問い返してしまうほどに。
業界では若手と呼ばれる世代の私たちの反応に「あなたたち、知らなかったの?」と言いつつもそれ以上不勉強を叱ることなく、本日登壇した佐賀県の「中間支援の母」。
佐賀県の中間支援組織の起源から、そもそも市民社会組織や市民活動とは何か、そして、これからの中間支援には何が必要か、協働というのはどのように進めていくべきなのか――1時間半以上にわたり、30名近い参加者の皆さまへの問いかけや質疑応答を織り交ぜつつ丁寧に展開された講話。
「今も残っている中間支援組織はね、自発的に始まったところばかりなのよ」
言われてやるのではなく、型にはめられてするのではなく、必要だと思うからこそ取り組む。
幼い頃から先達に言われてきた「大切なことの本質」は、中間支援の世界でも変わりないのだと「中間支援の母」より学んだ次第です。
ご参加いただいた皆さま、そして、川副代表、ありがとうございました。