佐賀市市民活動プラザでは2021年3月19日(金)、合同会社まちびと会社visionArealの共同代表で、くるめオンライン公民館 館長のおきなまさひとさんをゲストスピーカーとしてお招きし、人材育成講座(今を知る)「ゼロからつくる『オンライン公民館』~コロナ禍に生まれた交流拠点~」をリアル会場とオンラインのハイブリッドにて開催し、30名の方にご参加いただきました。
「公民館」と「オンライン」の融合――文字通りオンライン上で行われる公民館事業であるとしても、「公民館」という単語に連想される光景に阻まれ、想像が追いつかない『オンライン公民館』。
実際、事前アンケートでも「オンライン公民館とは?」というご質問が複数あり、私自身も答え合わせをするような感覚で参加しました。
そして、おきなさんのお話を聞いて納得。
コミュニティに係るさまざまな動きがコロナ禍で潰えそうになったのを、オンラインで継続させるというその試みに「オンライン公民館」という名称がつけられたという、オンライン上で公民館事業をするということに違いはないものの、発想としてはまったくの逆。
「コロナ禍だからフィジカルディスタンスの保てるオンラインで事業をする」ではなくて、「今までの積み重ねを続けていくためにオンラインを活用する選択をした」という結果が『オンライン公民館』だということがすっきり理解できました。
コミュニティのひとびとのための『オンライン公民館』。
つながりが薄れそうで困っている地域の皆さんに、本当にオススメです。
開催される際にはぜひ、オンラインCSO支援センターにも併せてお声かけください。