8月20日(日)、佐賀県CSO推進機構では、神埼市にある西九州大学 神埼キャンパスにて、新たな活動様式対応支援事業プチセミナー&相談会「Canvaでチラシをつくってみよう!」を開催。
講師は先月「みんなの公園」で開催したプチセミナー&相談会に引き続き 久留米市市民活動サポートセンター みんくる 副センター長の牛島敦子さん。そして、今回、講師サポーターとしてお母さん大学 福岡(ちっご)支局の池田 彩さんを迎え、まちづくり系NPOやスポーツ系NPOのスタッフの方、西九州大学OB、大学や専門学校で教鞭を執る社会福祉士の方など計6名の方にご参加いただきました。
そこにある「チラシづくり」
何回か連続して行ってきたCanvaセミナー。
「昨年度のアンケートでご要望が多かったから」という身も蓋もない理由ではあるのですが、実際に開催してみると「いつか使うだろう時のために」ではなく、今、必要としているから参加したという方が多く、毎回或る意味緊張感の高い実践セミナーとなっています。
そして、今回もほとんど全員の参加者が架空ではなく実際に必要なチラシをつくられていて、運営者冥利に尽きると思った次第です。
使いこなさなくていい
数あるCanvaの長所の一つとして「無料素材の豊富さ」が挙げられます。が、これ、「かえって短所」と捉える方もいらっしゃいます。
たとえばテンプレート。キーワード2つくらいでは全然絞り込めず、本当にたくさんあって、目が滑ること滑ること。
「多すぎて、どうすればいいのかわからん…」と呆然とされる参加者がいらっしゃった時、補助スタッフとして机間巡視している私はそっと助言します。
「つくりたいものがつくれるよう、そこだけに集中して探してください」
真面目な方であればあるほど理解しようとする意欲が強い傾向にあります。しかし、Canvaは理解するには正直、機能が多すぎます。
必要なものがつくれるのなら別に使いこなさなくていい――講師の牛島さんも、チラシづくりには必ずしもCanvaだけでつくり上げるのではなく、パワーポイントを併用しているとのこと。
Canvaに限ったことではないですが、ICTツールというのは、あくまで事業や活動を少しでもラクにするものであるということを、新たな活動様式対応支援事業では強く伝えていく所存です。
参加者の声
- パワポに貼れる。動画もつけれる。アニメート、などが新しく知れて、参加2回目でも発見があった。
- 目からウロコでした。時短や経費減につながりそうです。
- 初めての人にも分かりやすくサポートの方がたくさんいるのがいい。
- 共有機能や使える機能が多く勉強になりました。ネット情報だけではここまで理解出来なかった。
- 他の人が作ったチラシの工夫している点などを見れて、マネしたいと思った。
Canvaセミナー、まだまだ実施いたします。
さて、毎回好評のCanvaセミナーですが、次の開催日、開催場所は未定となっています。
前年度分と合わせましたら概ね県内一巡したためです。
「え? でも、自分まだ参加していないのだけど…?」「いや、うち、佐賀県内だけど、うちの近所ではやっていないよね?」という方で、Canvaセミナーにぜひとも参加したいという方、どうぞ遠慮なく佐賀県CSO推進機構までお問い合わせください。