2025年10月3日(金)、株式会社佐賀バルーナーズでWeb3事業責任者を務める神野嘉一氏が、佐賀市市民活動プラザにご来訪されました。眞柴啓輔氏(株式会社佐賀バルーナーズDAO事業部チーフ)の案内のもと、当法人代表理事の秋山翔太郎と意見交換を行いました。
社会会貢献事業「SAGA Take Action」
神野氏は、佐賀バルーナーズが新たに立ち上げた地域貢献事業「SAGA Take Action」の推進役を担っています。 このプロジェクトは、プロバスケットボールチームとしての枠組みを超え、「世界一地域課題が集まるバスケクラブになる」という壮大なビジョンを掲げています。 ファンや市民がDAO(分散型自律組織)という仕組みを通じて地域貢献へ参加することを目指しており、佐賀の地域課題解決と社会貢献を目的としています。
「SAGA Take Action」は、以下の3つのテーマを軸に活動を展開しています。
- 地域・地方創生: 佐賀ならではの課題解決や、地方創生の成功モデルの創出
- 教育・子育て: 「子育てしたい県」佐賀への貢献
- 環境(サステナビリティ): プラスチックごみ削減など、地球規模の課題への取り組み
DAOで実現する持続可能な社会貢献
神野氏は、DAOを通じて、地域貢献活動に参加したメンバーにトークンを付与し、その活動成果を可視化することで、参加者のモチベーション向上を図る仕組みを構築しています。
企業の協賛金を活用してトークンを買い戻す(バイバック)ことで、DAO参加者のトークン価値を高め、地域貢献活動の活性化と経済的価値の向上を両立させる、持続可能なエコシステムの実現を目指しています。
秋山もDAOモデレーターとして参画
今シーズン(2025-26)より、秋山が「バルーナーズDAO」に参画し、9月からモデレーターミーティングに参加しています。また、ご来訪と同日の10月3日(金)には、佐賀バルーナーズより、秋山(活動名:トゥムルック)がモデレーターに就任したことが公式に発表されました。
また、ご来訪の直前には佐賀女子短期大学で開催された坂井英隆佐賀市長とのミニトークセッションに、秋山がCSO・NPOを代表して出席。DAOを通じた地域貢献と市民協働の可能性について直接お伝えしました。
佐賀県CSO推進機構としても、今後より一層、地域課題解決に向けた連携を深め、市民活動団体との協働も視野に入れてまいります。
開幕戦で白星発進
なお、神野氏らが来訪された翌日の10月4日(土)、佐賀バルーナーズはホームのSAGAアリーナで滋賀レイクスとのシーズン開幕戦に臨みました。試合は92対68で見事に勝利を収め、6,758人の観客と共に幸先の良いスタートを切りました。
