2025年9月18日(木)、佐賀市市民活動プラザにて、特定非営利活動法人佐賀県CSO推進機構の理事会を開催しました。
今回の理事会は、9月28日(日)に開催を予定している通常総会および法人設立20周年記念祝賀会に向けた最終確認を行う重要な場となりました。出席した理事・監事により、活発な議論が交わされました。
なお、当法人は2004(平成16)年10月22日に団体設立し、翌年10月19日にNPO法人格を取得しております。
報告事項
「福祉はぐくみ企業年金」の導入について
職員の福利厚生を充実させるため、退職金制度として「福祉はぐくみ企業年金」の導入手続きを行っていることが報告されました。前回の理事会でも退職金制度の導入について理事に相談と情報収集を呼びかけており、その進捗の報告となりました。
秋山副代表理事は、当該企業年金は2018年4月1日に設立され、2025年3月末現在で88千人の加入者がいることを報告しました。
制度詳細として、秋山副代表理事は、掛金が「資産形成DB手当」(前払い退職金)の一部を従業員が選択して拠出する「選択制」を採用しているため、社会保険料の算定対象となる報酬月額から除外され、職員および法人の社会保険料負担が軽減されるメリットがあることを説明しました。
掛金は1,000円以上の掛金で、1,000円単位で増減調整ができます。従業員の掛金変更は原則として年2回可能です。ただし、加入者については元本保証があるものの、元本割れが発生した場合、法人がその保証をするリスクがあること、また、初期費用30万円を法人が負担することも説明されました。初期費用については、8月の制度改定による増額を見越して、7月中に契約したため、支出を抑制できているとのことです。
質疑応答では、「ただし、老齢給付金として原則60歳まで引き出せない個人型確定拠出年金(iDeCo)や企業型確定拠出年金(企業型DC)とは違い、休職や育児・介護休業、退職時にも受け取れる」といった具体的な運用についても確認がなされました。
髙取理事からは、当該企業年金は「確定給付企業年金法」に定められた信用に値する制度である一方、今後も継続的なチェックが必要だとの意見が出されました。
20周年記念祝賀会について
9月28日(日)の通常総会と同日に開催を予定している「法人設立20周年記念祝賀会」の進行や内容について最終確認を行いました。当日は、長年にわたり法人を支えてくださった川副知子顧問(初代代表理事)へのお祝いや基調講演、職員によるトークセッション、交流会、琴演奏などを予定しています。
- 日時:2025年9月28日(日)11:00~14:00
- 場所:佐賀商工ビル 7階 共用大会議室
- 会費:3,000円
プログラム
- 応援メッセージ
- 川副顧問へ記念品及び花束贈呈
- 川副顧問の講話
- トークセッション
- コーディネーター
- 山田 健一郎 氏(公益財団法人 佐賀未来創造基金/代表理事)
- 登壇者
- 秋山 翔太郎(佐賀市市民活動プラザ事業部/プラザ長)
- 鈴木 宣雄(ピカピカリンクヘルプデスク/責任者)
- 山岡 弘美(みやき事務所(健康づくり支援)/責任者)
- 岡野 恵美(CSO経営支援事業部/事業コーディネーター)
- 羽良 旭人(佐賀市市民活動プラザ事業部/相談支援員)
- コーディネーター
- 記念写真
- 会食を伴う交流会
- 和楽器ユニット絲による琴演奏
和やかな雰囲気で準備が進んでいることが報告されました。


報告事項
通常総会日程および議案書の確認
9月28日(日)09:00より開催される通常総会について、当日の進行や役割分担の確認を行いました。続いて、総会で審議される以下の議案について、一つひとつ丁寧に内容を確認し、全会一致で承認しました。
- 第1号議案:令和6年度 事業報告について
- 第2号議案:令和6年度 活動決算報告・監査報告について
- 第3号議案:令和7年度 事業計画(案)について
- 第4号議案:令和7年度 活動予算書(案)について
- 第5号議案:役員および顧問の選任について
通常総会日程および議案書の確認
第5号議案に関連し、次期役員体制について協議しました。総会での承認後、新体制で第1回理事会を開催し、代表理事および副代表理事の互選を行うことを確認しました。
結びに
今回の理事会での審議を経て、通常総会および20周年記念祝賀会への準備が整いました。会員、関係者の皆様には、総会および祝賀会にて詳細をご報告させていただきます。今後とも当機構の活動にご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

