JR鳥栖駅のすぐ傍にある大きなショッピングモール・フレスポ鳥栖。
そのなかにある、先日お邪魔した民設民営のとす市民活動センター 「クローバー」のお隣さんが まちづくりスポット鳥栖 です。
通称「まちスポ鳥栖」。
運営するのはクローバーと同じく認定特定非営利活動法人とす市民活動ネットワーク。
非営利の市民活動を支援するクローバー。
一方、まちスポ鳥栖は大和リース株式会社の社会貢献事業として、営利、非営利を問わず、鳥栖の「ヒト・コト・モノ」をつなぐ場として日々活動しています。
期待の新事業「まちスポ シェアショップ」
支援先の業態を問わないため、広くまちづくりのサポートができる まちスポ鳥栖。
鳥栖で事業を始めたい人を専門家や商工会議所につなぎ、フレスポ鳥栖を活用したい個人や企業・団体に対する支援を実施されています。
「直接的な支援は少ない」とのことですが、地域のスモールビジネス・ソーシャルビジネスに対する間接的な支援、特に広報支援は数多く実施されていて、まちスポ鳥栖のFacebook、Twitter、Instagramは登録団体の色彩豊かな情報がぎゅぎゅっと詰まっています。
さらに今年の4月からまちスポ鳥栖の一角で開始されたのが「まちスポ シェアショップ」。
クラフト作家を始めとしたクリエーターのおうちビジネスを応援するこちらの事業では、作品を並べて販売できるスペースを広さに応じて1ヶ月あたり500円~1,500円で貸出しされています。
ちなみに「まだ場所空いていますよ」とスタッフの大塚さん。
作品の販売ブースを探している鳥栖市近郊のクリエーターの方、ぜひ相談されてみてください。
住みよいまち・鳥栖を目指して
まちスポ鳥栖の強みは、鳥栖やその近郊からさまざまな人たちが集まるショッピングモールのなかにあることです。
市民グループや団体が出演できるステージと、鳥栖近郊の福祉事業所による商品や作品の販売が行われるイベント「みんなの☆show」。
買い物ついでに気軽に立ち寄れる「まちスポとすカフェ」。
どちらも曜日と時間が決まっていて、何よりショッピングモールのなかですからオープンスペースで出入り自由。
コロナ禍で、家に閉じこもりがちになり最低限買い物にしか出かけない方でも、ふらっと足を向けることができるため「地域の居場所的な役割を果たしている」と、まちスポ鳥栖の事業部長で、とす市民活動ネットワーク 代表理事の鈴木さんは言います。
また、先に紹介した「まちスポ シェアショップ」、「みんなの☆show」のステージや、交流スペースなど市民が活用できる場所もあり、「鳥栖で何かをやりたい!」という人々のための拠点にふさわしいまちスポ鳥栖。
「九州の流通の中心地・鳥栖は、人口の3分の1が絶えず入れ替わりますが、しかし、交通の便がよく、自然にも恵まれ、子育てのしやすいまちです。
私たちはこのまちスポ鳥栖で、『住みよいまち・鳥栖』を目指します」と鈴木さん。
なお、鳥栖を元気にするまちづくりに興味がある方は、まちスポ鳥栖をどうぞ訪ねてみてください。
壁一面に登録団体が紹介されている
まちづくりスポット鳥栖
さがCSOポータル > CSOデータベース
https://www.cso-portal.net/cso/detail.html?id=1593
認定NPO法人とす市民活動ネットワーク
さがCSOポータル > CSOデータベース
https://www.cso-portal.net/cso/detail.html?id=297