佐賀県CSO推進機構が次の一歩をお手伝い。
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令和5年7月豪雨に係る唐津焼 菅ノ谷窯の被災について

令和5年7月10日、停滞した前線による非常に激しい大雨で、九州北部は甚大な被害を受けました。
佐賀県内でも土砂崩れ、河川の氾濫、道路の冠水、浸水被害などが各地で相次ぎました。

私たち佐賀県CSO推進機構が、その作品に心惹かれ、ふるさと納税を通じて応援している、唐津市浜玉町の唐津焼窯元である菅ノ谷窯(すがのたにがま)もこのたびの大雨で被災されました。

幸いにもご自宅や工房の母屋に被害はなかったと窯元の舛田さん。
しかし、工房の敷地の裏に生えていた大木が折れ、登り窯を覆っていた屋根を押し潰してしまったとのこと。

7月13日、私たちは菅ノ谷窯を訪ね、状況を確認しました。

大木に押し潰され、低くなった天井。
逆に屋根が浮いたために、大木の倒れた方向に押されて、登り窯に罅を入れてしまった柱。


今年度初頭から、私たちは地場産品ブランディング支援事業として佐賀の誇る伝統工芸である陶芸を盛り上げるべく、コロナ禍の「おうち時間」を経て浸透しつつある塊根植物やアガベの栽培に着目。
「Robe pour Plantes【砂漠植物の作家鉢】」プロジェクトを立ち上げ、そこへ舛田さんにも参画していただく計画になっていました。

8月頃には舛田さんの作家鉢をお披露目できる――そんな矢先の大雨災害。

窯の再開の見通しを立てるにも、まずは2つの登り窯を広く覆う大きな屋根を押し潰した大木を取り除かなければなりません。

屋根の片付けから修繕に至るまで人力では難しく、専門業者に頼まれていますが、より被害の大きい地域が上流にあり、いつになるかわからないとのこと。

私たち佐賀県CSO推進機構にできることは引き続き、ふるさと納税等を通じて、菅ノ谷窯の作品を広く知っていただくことで応援する他ないという状況です。

ここまでご覧いただき、私たちとともに菅ノ谷窯の復活を後押ししたいと思われた方は、よろしければ下記のリンクより、舛田さんの作品を見ていただきまして、応援いただけますと幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。

※お使いのモニター設定、照明等により実際の品と色味が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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