CSOの皆さん、明朗会計できていますか。
助成金や寄付金、会費の獲得のために必要な「信頼」を得るためには、日々の会計業務が不可欠です。
でも、CSOの会計は「難しい」――では、お小遣い帳だったらどうでしょうか。
お小遣い帳すなわち単式簿記から複式簿記へ。
もちろん、それで難しいものがたちまち簡単になるわけではありませんが、そのプロセスを知ることによりハードルは下がるのではないでしょうか。
7月3日(土)、私たち佐賀県CSO推進機構では、京都は口丹波より特定非営利活動法人テダス 理事長の高橋博樹さんをお招きし、「CSOのためのやさしい会計~ちゃんと仕分けて、ええ決算書つくったろ~」を開催。リアル会場8名、オンライン10名あまりの方が参加されました。
「嬉しいことは左(借方)へ、悲しいことは右(貸方)へ」を基本として仕訳をし、科目と数字を余すことなく使い切って決算書をつくる。
「そんなに単純なわけあるかい!」と思うかもしれませんが、お金の増えた減った、あとの手間が増えた減ったというようなことに伴う感情を整理整頓したら、確かに嬉しいこと、悲しいことに概ね集約されます。
そう、受取り会費は嬉しいけれども、あまりに早すぎる支払い(前受金)は、案外嬉しくないのですよね…。
会計年度をまたぐ処理は多少ならず面倒くさいものの、それさえクリアできればお小遣い帳とさして変わらず、日々の会計ができていれば決算書で迷うことはない、ということを、高橋さんの染み入るような関西弁で学んだ150分でした。
とはいえそれでも現場で忙しくしていて、たとえ難しくないとわかったところで会計まで手がまわらないCSOの人々のために、テダスさんではシンプルでお値打ちな会計ソフトの販売をされています。
興味をお持ちの方は、ぜひテダスさんのHPをご確認ください!