佐賀県CSO推進機構は、2025年1月25日(土)に「2025CSO新春交流会」を開催し、「防災」と「地域の魅力発信」をテーマに、多様な学びと交流の場を提供しました。
近年の異常気象による自然災害の増加を背景に、本交流会では、災害時の身の安全を確保するための日常的な備えや、被災後の生活再建をメインテーマに掲げました。
開会では、司会をCSO経営支援事業部の岡野恵美が務め、副代表理事の鈴木宣雄がAIを活用した新年の挨拶を行いました。


第一部:防災講演
第一部では、特定非営利活動法人つなぎレンガ座で理事かつ防災士の宮近由紀子さんをお招きし、防災講演「災害への備えを考える~今、私たちにできること、必要なこと~」を実施しました。宮近氏は、近年頻発する自然災害の教訓を踏まえ、日常的な備えの重要性と災害時における地域コミュニティの力について熱く語り、参加者は避難の判断基準や支援の在り方について具体的な事例を通じて学びを深めました。


防災講演について詳しくは別記事でまとめておりますので、こちら👇をご覧ください。
講演後、鈴木副代表理事が、防災意識を高めるための「クロスロードゲーム」と防災食を紹介。「防災は日常の積み重ねです。一人ひとりが備えと意識を高めることが大切」と締めくくりました。


クロスロードゲームと防災食の紹介について詳しくはこちら👇をご覧ください。
第二部:地域の魅力発信
第二部では、地域の魅力発信に焦点を当て、ふるさと納税返礼品としてもお世話になっている地場産品の生産者をゲストに迎えて特別トークセッションを実施しました。
まず、シャルキュティエ田嶋こと有限会社田嶋畜産 代表取締役社長の田嶋征光さんに登壇いただき、18ヶ月にわたる長期熟成による本格的な生ハム製造の秘話を語っていただきました。


長期熟成生ハムの製造秘話はこちら👇をご覧ください。
さらに、田嶋社長の登壇を知って駆け付けた当法人理事であり旅館大和屋代表の山口勝也さんが登壇し、地元産品を活用した無添加ドレッシングの開発について語りました。


両氏の地域に対する深い想いと取り組みに、参加者は大いに触れました。
試食会
交流会の最後には、生ハムやドレッシングに加えて海苔やパンなどの様々な地場産品の試食会を行い、参加者は佐賀の食の魅力を存分に味わいました。




本交流会は、毎年恒例のイベントとして、異なる事業部門の役職員や関係者が一堂に会する機会となり、親睦を深める場としても重要な位置を占めています。交流を通じて、役職員間の連携強化を図り、今後の地場産品の生産者支援や広報活動の促進に向けた貴重な場となりました。


